成年後見制度

日本は、超高齢化社会となっており、2022年の高齢者の割合は、総人口の「29.1%」と高齢者の総人口に占める割合が世界で一番高い国となっています。

このような状況の日本にとって、成年後見制度はなくてはならないものとなっていると感じておりますが、まだまだ成年後見制度が普及していないという現状です。

日本人特有の人に迷惑をかけてはいけないという考え方や世間体を気にして後見制度の利用を控えてしまうなど、様々な要因がそこにはあるのかもしれません。

こうした制度が発足する背景には、必要とする人が相当数いるという現状があるからだと考えられます。

せっかくある制度ですし、ご自身やご家族だけで無理に頑張って過度な負担を抱えるのではなく、成年後見制度を上手く活用することで、不要な負担を軽減することができれば、日々の生活が今より楽しくなるのではないかと思います。